アンソロピック上場計画(目論見書)の「AI終末論と福音主張」…この「矛と盾」を考えてみた
本日の日本経済新聞(10月29日の朝刊)は、「AI終末論と福音主張」という矛と盾を併記したタイトルを充て、アンソロピック上場計画(目論見書)を解説しています。読者の注意を喚起すべく「一神教論的物語」風にまとめています。私...
本日の日本経済新聞(10月29日の朝刊)は、「AI終末論と福音主張」という矛と盾を併記したタイトルを充て、アンソロピック上場計画(目論見書)を解説しています。読者の注意を喚起すべく「一神教論的物語」風にまとめています。私...
以前住んでいた千駄木、団子坂には、まだ貸本屋が残っていた。中学生になった私は妹を連れて、そこで永島慎二や白土三平なんかを借りて読んでいた、私もイカレた中学生だが、さらに7歳下の妹は、輪をかけてイカレていたといえよう。 「...
「巨人の肩の上に乗る」。科学の世界でしばしば耳にするこの隠喩は、かのニュートンが使ったことで広まったという。先人の偉業をもとに新たな発見が生まれるという意味だ。2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんも本紙「私の履...
余談になるが、「明正堂」は上野の老舗店舗だ。創業は1912年と言うから、110年の歴史だ。昔はアメ横と中通りの、真ん中にあった。近所だし品揃えも良いので、私が幼稚園の頃から父の行きつけだった、次に昭和通りに移ったりと、上...
<承前> だいたいが私は、嫉妬という感情がひじょ~に薄い。おそらくそれは育ちが良いからだろう(俗に言われる意味じゃなくってね!)。私はほぼ7歳まで、1人っ子だった。環境的にも家の外には出られないし、周囲はオトナばかりだっ...
<承前> 私が京都の下宿を引き払って、家に戻って来て間もない頃だ。漫画の賞を取って、担当編集者が付いたからと言って、まだ全然学生気分のままだった。その時妹は、ちょうど大学受験を控えていた。今思えば、本当に配慮の無いアホ姉...
<承前> 本当にベテランの名編集者(今存在するのか?)なら、理解してもらえるのかもしれない。「父○○」とか、「○○家の人々」なんて本に、ロクなものはナイ。文章力の無い遺族にインタビュー形式で、まとめて本にしたり、つたなか...
よーっく自分に引きつけて、想像力を発揮させて考えてみてほしい。あなたご自身は、自分の父親について、本1冊分……最低でも10万字、原稿用紙なら250枚分、書けるだろうか?(中略)だいたいが父の全集完結まで、月報に父について...
<承前> 手書き原稿は、グシャグシャと塗りつぶしたり、余白にまで追加したり、切り貼りしたりと、書き手の思考の痕跡や、肉体の衰え、精神状態の好不調を反映する(特に父のは)。几帳面か杜撰か、性格やたたずまいも垣間見える。まさ...
前回に続き、小関直さんの話から始まるが、小関さんが妻へ残した最後の言葉が、「もう一度『最後の親鸞』をちゃんと読めよ」だったそうだ。「これまでありがとう」でも、「子供たちと仲良くな」でもなく、「それか~い‼」...
小関直さんが死んだ。……と言ったところで、ごく一部の編集者の方以外は、「誰じゃ? それ」だろう。でも、ここで私が書き留めておかなければ、ただ市井の人が1人、この世から消えた…で、終わってしまうから(誰だってそうなんだけど...
形見分けって些細なやり取りだけど、実はかなり露骨に人間性が現れるのだと知り、興味深かった。ちなみに「晶文社」の社長は、「なるべく先生が、最後の頃まで使っておられた物を」と、最晩年まで食卓で使っていた、湯飲みを選んだ。「こ...
『夏帆』の感想文を書いてみようと思います。これまで、たくさんの春樹さん作品を取り上げ、コーチングに敷衍しています。ですから、今回もその流れでやってみることにします。 読み始めて早々に想起したのは、短編集である『神の子ども...
<承前> 「わぁ~お久しぶりですね」。坂本さんは80年代には、父がいようがいまいが、フラッとアポなしで、よく我が家を訪れたものだ。「あの~吉本さんのお仏壇をお参りしたいのですが」と言う。もちろん「どうぞ、どうぞ」だ。数日...
形容詞の心情は定型だ。たとえば、「今とても寂しいんだ」と言われれば、何で寂しいのかの事情は異なれ、すべての人の胸の内に、あの寂寞とした、よるべない孤独感が浮かぶだろう。それは共同幻想……っつーか、共通意識だ。父は常にその...