コーチングはクライアントのみならす、学ぶ人にもその効果が発揮されます
CBLコーチング情報局は、コーチングの本質が一人でも多くの人に広がり浸透していくことを目的に開設されました。そのためにコーチングを学び、多くのプロコーチが誕生することを願っています。ただ現時点で、コーチングには興味がある...
CBLコーチング情報局は、コーチングの本質が一人でも多くの人に広がり浸透していくことを目的に開設されました。そのためにコーチングを学び、多くのプロコーチが誕生することを願っています。ただ現時点で、コーチングには興味がある...
コーチングにおけるコーチは、クライアントのありたい姿、ゴールを明確にして、相手が自ら課題を解決し、目標達成に向かって行動できるようサポートします。コンサルタントのようにコーチが代わって解決したりすることは基本的にしません...
人には無限の可能性があり、それを自らが実現していく能力を持っています。ところが、そのことに気づかず、回り道をしたり、場合によっては後退してしまうこともあります。誰もが人生の主人公なのですが、そのシナリオづくりに失敗してし...
資格とは、そもそも特定の知識や技術を有していることを明示する目的で発行されます。ところが、コーチングを「誰もが当たり前に使っている会話」という狭いイメージでとらえてしまう人は、コーチング資格者が持つ専門能力と、俗にいう「...
「人が行動を起こす動機(モチベーション)にはどのような背景が存在するのか?」という、動機付けの代表理論に「マズローの欲求5段階説」があります。アブラハム・マズローは、ロシア帝国内のポグロム(ユダヤ人に対し行なわれた、殺戮...
コーチングの概念形成に大きな影響を与えた心理学者のロジャーズは、カウンセラーに求められる3つの条件(ロジャーズの3原則)の一つに「共感的理解」を挙げています。コーチングにおける共感も、「共感的」という“的”を付すことが重...
「受容」は一般的に用いる言葉ですが、コーチングはその「受容」を深く捉えます。新明解国語辞典(三省堂)には、「受け入れて、自分のものとして取り込むこと」とあります。この受容に“体”がつく受容体は、「生物の細胞にあって、光や...
カウンセリングは精神的病の状態にある患者を、健常な状態に引き上げる治療が中心となります。したがってその技法を、パフォーマンスの向上を願う健常な人とのセッションであるコーチングに、直接適応するには無理が生じます。ただしカウ...
アドラーは内科医、精神科医である医者であり、精神疾患の患者、中毒患者、社会病質者の治療に携わることでその職業生活が始まります。その過程で、患者に対してフロイトとは異なり、健常な人たちとの共通なところも見出していくのです。...
ユダヤ人のアドラーが育ったウィーン郊外のルドルフハウスという町は、ユダヤ人は少数派であり、この差別的な環境がアドラーの性格形成に影響を及ぼします。この環境に加え、幼少期の数々の病気が原因で、身体的に劣り、視力も極端に弱く...
アドラーがフロイトから決別し、独立後のグループを「個人心理学会」と名付けたことで、アドラーの心理学は「個人心理学」と呼ばれるようになります。「名は体を表す」と思いたいのですが、英語のindividualを一般的な和訳であ...
無意識は生育の過程で発生する。つまり後天的なものとするフロイトに対して、ユングは生まれる前から、すべての人類に共通な“何ものか”が付与されていると考え、生まれて以降に獲得する個人的無意識とは別の普遍的無意識が存在する、と...
フロイトとユングが「心…無意識と意識」をどのように捉えていたのか、図で示しながら解説してみましょう。 フロイディアンの小此木啓吾さんとユンギアンの河合隼雄さんの対談である『フロイトとユング(第三文明社/1989年)』の一...
「ダイバーシティ&インクルージョン」は、世界が共有しようとしている崇高な理念です。Diversityは「多様性・相違点」、Inclusionは「受容・包摂」、と訳されます。ダイバーシティは、性別や年齢、人種、宗教...
フロイトは自分が創始した精神分析を「人の心を解明する医学的アプローチである」、との認識を強めていきます。フロイトと決別し、「個人心理学」を打ち立てたアドラーはフロイトについて、「特に彼が、実証哲学主義的な(materia...