「孫子の兵法」の名言は、多くの人が“自分を知らない”ことの証左なのか?
「孫子の兵法」の中の名言で、真っ先に挙げられるのが「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」です。100の戦いすべてに勝つ、ということは現実にあり得ないので、この名言を達成することがいかに困難なことであるか… そのことを...
「孫子の兵法」の中の名言で、真っ先に挙げられるのが「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」です。100の戦いすべてに勝つ、ということは現実にあり得ないので、この名言を達成することがいかに困難なことであるか… そのことを...
Assertionの直訳は、「表明」「言明」「主張」ですが、その日本語のままで理解すると、原語に含まれるニュアンが伝わらないこともあり、カタカナでのアサーションで表現されることが定着しています。 そのニュアンスには、コミ...
基準は、日頃からよく使われる言葉です。広辞苑では、「ものごとの基礎となる標準。比較して考えるためのよりどころ。」と定義されています。コーチングの視点は、“自尊心”を中心軸として基準を捉えます。「自分の自尊心を保つために必...
境界線とは、自分の生き方、心、マインドを他の不健全な行為や攻撃的な行動から自分を守るために設定する線のことです。ただし、この線の引き方を誤ると、閉じた世界に閉じ込められ、視野狭窄となって、望まない結果がもたらされることに...
私たちは、過去の経験や体験に基づいて形成された「私は〇〇な人間である」という自己概念というものをもっています。 このような自己概念には、その人なりの「自尊心」も含まれています。また、自分自身についての好悪を表わしています...
私たち一人ひとりには個性があり、それによってパーソナリティが形成されます。交流分析の<3つの自我状態>であるP・A・Cの強弱は、そのパーソナリティを把握していくうえで参考になると同時に、P・A・Cのそれぞれにも「肯定的要...
交流分析の創始者であるエリック・バーンは、<3つの自我状態>という概念を提示しました。人と人のやりとりには3つの基本形があり、その形には、次のような特質があることを明らかにしたのです。それが「交流パターン分析」です。 1...
私たちは、それぞれ違った個性、人柄を有しています。その個性の違いとは、どの自我状態が強く表れやすいかという傾向です。これらの違いは、フロイトが創始した精神分析の流れを汲み、「子ども時代にその親からどのような育てら方をした...
私たちは、どのように自分の相手、そして周囲の人たちを理解したらよいのでしょうか?ここに一人のお母さんがいると想像してください。このお母さんは、ある時どきでまったく違った態度が表れます。 例えば、 それぞれの状態では、全く...
ストロークは、その刺激が肉体的なものか、心理的なものかによって、肉体的ストロークと心理的ストロークの二つに分けられます。また、そのストロークの内容が、受ける側にとって肯定的な意味を持っているか、否定的な意味を持っているか...
交流分析はTA(Transactional Analysis)の日本語訳で、カナダ出身の精神科医であるエリック・バーンによって1950年の半ばころに創始され、その後さまざまな人によって改良が加えられ現在に至っています。日...
「自意識過剰」と言われたことはありませんか?自意識は、“主観的に”自己に対して内省的に働きかける意識のことです。簡潔に言うと、「自分がこんな失敗をしたら、他人から笑われるのではないか」といった意識です。“過剰”という言葉...
人は、他の動物と異なり「多面性」をもっています。高度に発達した脳によって、環境によって使い分けをしている、ということです。健全な社会性を持ち、自分を相対化できる人であれば、その使い分けも自然な態度として、周りは受けとめて...
禅の世界では「あるがまま」を、「自分の思いや枠をなくしたうえで、見えてくる自然な状態」であると説明しています。 この「あるがまま」を「自分の思い通りにふるまう」と勘違いしている向きもありそうですね。「あるがままは」は「そ...
次々と目標達成を実現して、よりよい人生を過ごす人もいれば、目標達成が叶っていても満足できず、充実感を得られない人もいます。そもそも目標達成に向かおうとしない人もいます。その違いはどこからくるのでしょうか?その鍵は、自己基...