「承認」のスキル ~「認める」ことの具体的方法とは?
「認める」その具体的方法について、4つ挙げて、例示も踏まえ解説してみましょう。 1.相手の言葉をそのまま受けとめる 評価や判断を加えず、相手の言葉をそのまの事実として受けとめます。話の内容が客観的かどうかではなく、そのよ...
「認める」その具体的方法について、4つ挙げて、例示も踏まえ解説してみましょう。 1.相手の言葉をそのまま受けとめる 評価や判断を加えず、相手の言葉をそのまの事実として受けとめます。話の内容が客観的かどうかではなく、そのよ...
相手にメッセージを伝える場合には、大きく分けて3つの方法があります。「YOU(あなた)メッセージ」「I(私)メッセージ」「WE(私たち)メッセージ」です。 YOU(あなた)メッセージ 「あなたは○○です」というように、相...
「承認」には3つの種類があります(「承認」のスキルと「承認の3つの種類」とは?)。存在承認と成長承認は、「認める」ことであり、コーチングの「承認のスキル」として活用します。あと一つの結果承認は、「褒める」ことですから、コ...
「承認」の基本は、「あなたがそこにいることに、私は確かに気づいていますよ」と相手にメッセージを伝えることです。相手の存在そのものを認める行為です。 コーチングで大切なことは、相手にとって安心感をつくりだすことです。相手が...
そんな危うい姿をひとの前に晒すことはない(むかしの女性が、鏡の前で粧うところを他人に見られることを慎重に避けたのは、自分を多重化することのこの不安定をこころしていたからであろう)。だから、語りの手前で、ことばの宛先として...
事実、ひとには、それがじぶんにとって重大であればあるほど分かられてたまるかという想いがある。大事なことをようやっとぼそぼそと、あるいはとつとつと、口にしたときに、「その気持ち、分かります」などと言われれば、かえって「何が...
河合隼雄さんの『大人の友情』の6話目は、「認めてくれる」です。CBLコーチング情報局は。コーチングを語ることですから、このタイトルから「承認」という言葉をすぐにイメージしました。河合さんは臨床心理学者であり、カウンセラー...
ゲシュタルト療法は、「父性原理」のアドラー的な世界と、グループそのものが有する有機体の力に着目したロジャーズの「エンカウンター・グループ」の双方を巧みに取り込んだセッションであることが伝わってきます。 「ホット・シート」...
成長の対義語を調べてみました。「退行」「衰退」「後退」「減衰」「減退」… さまざま出てきます。人はみな「成長」を希求します。ただし、対義語のような状況は、決して“まれ”ではなく、気づいてみれば“そうなってしまっている”こ...
上司とメンバーの間で合意した目標に対し、部下であるメンバーはその達成をイメージし、具体的に業務を遂行します。ただ、その結果については、必ずしも満足できる成果となっていないこともあります。 部下の成果が思わしくなかった場合...
コーチングを学ぶ過程で、「ティーチングをどう定義しどう捉えればよいのだろうか?」と、多くの人が悩みます。ティーチングを日本語として先鋭的な訳である「教示」と捉えると、コーチングとの違いが浮き彫りになります。コーチングはテ...
ハーズバーグの「動機付け・衛生理論」は、アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが、1959年にピッツバーグ心理学研究所と実施した調査から導き出された理論です。調査の骨子は、約200人のエンジニア、経理担当職員...
この3つが「組織の本質」を考える過程で浮かび上がってきました。実はこの3要素は、アメリカの経営学者であるチェスター・バーナードが提唱した「公式組織の3要素」でもあるのです。バーナードは1938年に『経営者の役割』を発表し...
「情けは人のためならず」という言葉を、「情けをかけることはその人のためにならない」と解釈し、「クールに接する方がよいのだ…」と捉えている人が見受けられます。 本当の意味は、「人に対して自然な情を感じて行動したことが、回り...
コーチングの「リクエスト」は、クライアントに飛躍的な成長が起こることを願って発せられます。したがって、「そのような魔法の言葉はあるの?」と質問したくなるのも理解できるところです。「話し方」を伝授するノウハウ本が人気を集め...