クライアントの現状を確認し把握する!

コーチングフローの「基本10ステップ」の5番目は「現状を確認し把握する」です。

現状把握とは、クライアントが「今どのような状態にあるのか(現状)」を確認し、知ることです。相手クライアントの「ありたい姿(目標)」と「今ある姿(現状)」のギャップを明らかにすることで、ギャップを埋めるための対策が見出され、具体的な行動へとつないでいくことができるようになります。

クライアントに「ある目的」があり、その達成を目指していたにもかかわらず、ゴールが近づいてこない、という思いを抱いていた場合に、コーチングのコーチが傍らにいることで、その原因を見出すことができるのです。

この「現状の把握と確認」は、「現状が繰り返される本質的な要因」を探っていくことでもあります。クライアントが避けていた(かもしれない)自身の内面に自ら迫っていくよう、的確な質問をなげかけ、クライアントの気づきを促していく段階です。

1.現状を把握することの効果

  • 目標達成に向けての現在位置を知ることができます
  • 客観的な視点で状況を俯瞰することができます
  • 思い込みを排除し、気づきを得ることができます
  • 使えるリソースを確認、発見することができます
  • 目標達成に向けてのモチベーションが高まり、やるべきことも明確になります

2.現状把握のための具体的な方法

  • 現在の状況を数字で表現してもらう
    (例)「理想の状態を100%とすると、今は何%ですか?」
  • 現在の状況を目標と関連づける
    (例)「現在の取り組みは、目標達成へ向けてどのような意義があると思いますか?」
  • 現在の状況を異なる視点で眺めてみることを促す
    (例)「あなたのスタッフは、どのように感じていると思いますか?」
  • クライアントの強みやリソース(人脈・知識・経験等)を棚卸してみる
    (例)「あなたをサポートしてくれる人がいるとしたら、誰が挙げられますか?」
  • クライアントの現状をフィードバックする
    (例)「私には、あなたが〇〇〇のように見えます」

現状把握は、クライアントの気づきやリソースを引き出すという目的をもって行うことが大切です。コーチが知りたい情報を引き出すものではありません。


コーチング情報局を運営する株式会社コーチビジネス研究所では、企業を対象としたコーチング研修、ビジネスパーソンを対象としたビジネスコーチング、個人の方を対象としたライフコーチングを提供しております。その他、コーチングを学びたい方のためのコーチングスクールの運営、経営者やビジネスリーダー向けにセミナーを開催しています。興味や関心がございましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください。

This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
Coach Business Laboratory, Inc., which operates the Coaching Information Bureau, provides coaching training for companies, business coaching for business people, and life coaching for individuals. In addition, we operate a coaching school for those who want to learn coaching and hold seminars for executives and business leaders. If you are interested or have any questions, please feel free to contact us for further information and consultation.

認定コーチ紹介サービス
ホームページ制作サービス
Certified Coach Referral Service
Web Site Creation Service