自己概念と経験はどのように捉えられるのか?
私たちは、過去の経験や体験に基づいて形成された「私は〇〇な人間である」という自己概念というものをもっています。 このような自己概念には、その人なりの「自尊心」も含まれています。また、自分自身についての好悪を表わしています...
私たちは、過去の経験や体験に基づいて形成された「私は〇〇な人間である」という自己概念というものをもっています。 このような自己概念には、その人なりの「自尊心」も含まれています。また、自分自身についての好悪を表わしています...
私たち一人ひとりには個性があり、それによってパーソナリティが形成されます。交流分析の<3つの自我状態>であるP・A・Cの強弱は、そのパーソナリティを把握していくうえで参考になると同時に、P・A・Cのそれぞれにも「肯定的要...
交流分析の創始者であるエリック・バーンは、<3つの自我状態>という概念を提示しました。人と人のやりとりには3つの基本形があり、その形には、次のような特質があることを明らかにしたのです。それが「交流パターン分析」です。 1...
私たちは、それぞれ違った個性、人柄を有しています。その個性の違いとは、どの自我状態が強く表れやすいかという傾向です。これらの違いは、フロイトが創始した精神分析の流れを汲み、「子ども時代にその親からどのような育てら方をした...
私たちは、どのように自分の相手、そして周囲の人たちを理解したらよいのでしょうか?ここに一人のお母さんがいると想像してください。このお母さんは、ある時どきでまったく違った態度が表れます。 例えば、 それぞれの状態では、全く...
ストロークは、その刺激が肉体的なものか、心理的なものかによって、肉体的ストロークと心理的ストロークの二つに分けられます。また、そのストロークの内容が、受ける側にとって肯定的な意味を持っているか、否定的な意味を持っているか...
交流分析はTA(Transactional Analysis)の日本語訳で、カナダ出身の精神科医であるエリック・バーンによって1950年の半ばころに創始され、その後さまざまな人によって改良が加えられ現在に至っています。日...
「自意識過剰」と言われたことはありませんか?自意識は、“主観的に”自己に対して内省的に働きかける意識のことです。簡潔に言うと、「自分がこんな失敗をしたら、他人から笑われるのではないか」といった意識です。“過剰”という言葉...
人は、他の動物と異なり「多面性」をもっています。高度に発達した脳によって、環境によって使い分けをしている、ということです。健全な社会性を持ち、自分を相対化できる人であれば、その使い分けも自然な態度として、周りは受けとめて...
禅の世界では「あるがまま」を、「自分の思いや枠をなくしたうえで、見えてくる自然な状態」であると説明しています。 この「あるがまま」を「自分の思い通りにふるまう」と勘違いしている向きもありそうですね。「あるがままは」は「そ...
次々と目標達成を実現して、よりよい人生を過ごす人もいれば、目標達成が叶っていても満足できず、充実感を得られない人もいます。そもそも目標達成に向かおうとしない人もいます。その違いはどこからくるのでしょうか?その鍵は、自己基...
コーチングはティーチングとは異なります。つまり「教え教えられる」という関係性ではありません。ただし、クライアントの要望を受けて、提案や情報提供をすることはあります。クライアントに役立つ提案や情報提供は、出し惜しみせず提供...
クライアントは、コーチングに対する期待のほか、セッションの運営の仕方についても、様々な要望を持っています。一人ひとりの性格、そしてクライアントが課題だと感じているテーマに関する知識の度合い、成熟度によって、コーチがどのよ...
いまのままで十分満足だ、との思いを抱いている人に「コーチングをやってみませんか?」と尋ねてもピンとこないかもしれません。コーチングは基本的に、現状に満足することなく、「何らかの目的を達成したい」という思いを抱いている人に...
「情けは人のためならず」という言葉を、「情けをかけることはその人のためにならない」と解釈し、「クールに接する方がよいのだ…」と捉えている人が見受けられます。 本当の意味は、「人に対して自然な情を感じて行動したことが、回り...