カール・ロジャーズの「受容」とは?
CBL情報局では、臨床心理学者のカール・ロジャーズを「コーチングの母」と捉え、その姿を取り上げています。今回のキーワードは、そのロジャーズの「受容」です。おそらく、「受容すること」について、世界で最も深く極めつくした人物...
CBL情報局では、臨床心理学者のカール・ロジャーズを「コーチングの母」と捉え、その姿を取り上げています。今回のキーワードは、そのロジャーズの「受容」です。おそらく、「受容すること」について、世界で最も深く極めつくした人物...
2023年5月現在、台湾を自国の一部だと主張する中国、一方で独立した主権国家であると自認する台湾、両国間の緊張は緩む気配を見せません。利害が錯綜する中、当事国のみならず各国の間で「創造的な仮説」をテーマとした対話が実現し...
緒方貞子さんは、渋沢栄一が自らの価値観として志向し続けた「知と実践の統合」を、実像として世界に示し、最大の称賛とともに評価が定着した人物です。 緒方さんの代表的著書に『満州事変と政策の形成過程』があります。これは学位論文...
「異質の調和」の大切さを世界に訴え、それを実践した人物として必ず緒方貞子さんの名が挙げられます。改めてチャットGPTに質問したところ…「緒方貞子さんは自分と異なる環境や人々と接することで、自分自身や社会を成長させるという...
渋沢栄一は『論語と算盤』の中で、「異質の調和」が極めて困難であろう宗教についても、言を尽くしています。「論語」は宗教の教義とは異なるものですが、その「論語」と「キリスト教」を比較しながら、次のように語るのです。 キリスト...
CBLコーチング情報局では、「二次元思考」、さらに「異質の調和」というキーワードについて多くの字数を割いています。渋沢栄一の『論語と算盤』を取り上げているのも、そのことを念頭にあります。 さて、「異なる価値観が先鋭的な姿...
渋沢栄一には、『論語と算盤』や『実験論語処世談』など、膨大な談話筆記が残されています。その内容からはまず「知の巨人」が、さらに「究極の実践家」としての実像が伝わってきます。 「象牙の塔」と揶揄されるように、「学問」は「実...
「成人発達理論」は、ハーバード大学教育大学院教授のロバート・キーガンが提唱した発達に関する理論です。発達心理学は、広範な体系をもつ心理学の中にあって、大きなウエイトを占める分野ですが、フロイト、ピアジェ、そしてエリクソン...
渋沢栄一は『論語と算盤』の中で、儒教の中では異端とされる「朱子学」に染まっていた江戸後期の武士道を、「異質の調和」によって「武士道とは実業道」という「創造的論及」を提唱しています。二次元思考とは何か…を考えるうえで最高の...
渋沢栄一の『現代語訳 論語と算盤』は、長久の歴史の中で一般化された「論語解釈」を根底から覆した書として、時代的意義をもつ啓もう書です。 今回のキーワード解説は、『論語と算盤』を取り上げ、異なる価値観だとされるものを渋沢栄...
創造的な仮説は「異質の調和」によってイメージ化されます。ただし、それをイメージの状態から、輪郭を帯びたものにするためには「提案の在り方」が重要な鍵を握っています。 「提案の在り方」を4つの象限に分類してアプローチ 縦軸は...
企業が成長するためには、創造的な進歩が不可欠です。ただ一口に「創造的」と言っても、一旦出来上がった組織は、同質的な発想を育むことが常ですから、その発想を転換していくことは容易ではありません。したがって、その実現を促す「創...
コーチングはティーチングとは異なり、相手が自ら答えを見出し、それによって自ら動き始めることを支援します。ともすれば上司はメンバーに対して、親が幼い子どもに接するように「転ばぬ先の杖」といった、ティーチング的な態度をとって...
成長の対義語を調べてみました。「退行」「衰退」「後退」「減衰」「減退」… さまざま出てきます。人はみな「成長」を希求します。ただし、対義語のような状況は、決して“まれ”ではなく、気づいてみれば“そうなってしまっている”こ...
通常、上司とメンバー(部下)との面談には、年に1~2回実施する「目標設定面談」、評価面談である「成果確認面談」をイメージすると思います。それとは目的を異にする「1on1ミーティング」も大切な対話の場として実施されます。制...