「傾聴」は新しい可能性を生み出す!
今回のキーワード解説から、河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』を取り上げます。ただし、CBLコーチング情報局は、コーチングを解説していくことが目的ですから、カウンセリングを語るわけではありませ...
今回のキーワード解説から、河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』を取り上げます。ただし、CBLコーチング情報局は、コーチングを解説していくことが目的ですから、カウンセリングを語るわけではありませ...
河合隼雄さんをCBLコーチング情報局で紹介するにあたって… その生涯において担われた役割は、ユング心理学をコアとしながらも、広汎なお仕事を通じて、日本国内、そして世界に「日本文化の本質」を伝えてこられた「偉大な語部(かた...
今回のキーワードは、河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅠ>ユング心理学入門』の最終第七章「自己」です。河合さんはこの章で「自己実現」について詳述しています。 自己実現は人生の究極の目的であると述べたが、これは一つの静...
今回のキーワードは、河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅠ>ユング心理学入門』の213ページから始まる、第六章「アニマ・アニムス」です。同じ元型でも「影(シャドウ)」と比べて「把握するのが困難」だと河合さんは言います。...
今回のキーワードは、河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅠ>ユング心理学入門』の142ページから始まる、第五章「夢分析」です。まずは、力がこもったその導入を紹介しましょう。 今まで第一章から第四章までながながと述べてき...
河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅠ>ユング心理学入門』にある「影」についての記述を引用します。 多くの元型のうちで、その人の個人的な心的内容と関連性が深く、したがって理解しやすいものが、影である。影の内容は、簡単に...
前回のキーワード解説は、『<心理療法コレクシⅣ>心理療法序説』の中にある、深層心理学の本質を「私の心理学」と捉える河合さんの言葉を紹介しています。そこからコーチングに敷衍させてみました。 この言葉には深い意味が込められて...
河合隼雄さんの『<心理療法コレクションⅣ>心理療法序説』の一節を紹介します。 深層心理学を創始したフロイトにしろユングにしろ、その理論構築の背景に、彼ら自身の自己分析の経験があることを見逃してはならない。後にエレンベルガ...
最相葉月さんの『セラピスト』の中で、「河合隼雄は臨床心理士に向けた講演で次のように語っている」と、河合さんの次の言葉を引用しています。 私が京都大学に居た時、こんなことがありました。大学院生ですから若い独身女性、ところが...
村上春樹さんの『職業としての小説家』の最後に、「物語のあるところ…河合隼雄先生の思い出」というタイトルの追悼の文が掲載されています。春樹さんと河合さんの出会いは、1994年です。そのシーンを引用します。 ぼくは小説家です...
1948年にスイスのチューリッヒに開設され、世界にユング派心理学を広める役割を担ってきたユング研究所において、日本人として初のユング派分析家の資格を取得したのが河合隼雄さんです。河合隼雄さんの業績を語る際に、「日本におけ...
コーチングは「コーチングの3原則」を礎として、クライアントとコーチが対話を進めていくことです。コーチはクライアントに伴走します。ただしセッションという直接対話の時間は限られていますから、クライアントがコーチングを真に生か...
人が自分を持て余す最たる状態は「感情に振り回されるコト」だと思います。『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の一節を紹介します。 人はできるだけ正直に、正確に、自分の基本的な感情のありようを認識するべきである。ある一定の...
前回のキーワード解説では『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の中から、「主な論理的思考法」について、エリスが要約したところを引用しています。今回のキーワード解説は、その続きの紹介から始めましょう。 心を占める最大の関心...
『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の第20章でエリスは、「主な論理的思考法」を整理しています。その一つに次のような記述があります。 ぶらぶらと何もしないですむものならば、あるいは何の義務にも拘束されずに、“楽しく暮ら...