コーチングは本当に二人で一つの仕事をしている実感がある!
『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』の最終第8章のタイトルは「カウンセラーの仕事」です。人に関わる専門職の意義を総括する内容であり、河合隼雄さんの言葉は、コーチングにそのままつながっています。改めて「コーチ...
『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』の最終第8章のタイトルは「カウンセラーの仕事」です。人に関わる専門職の意義を総括する内容であり、河合隼雄さんの言葉は、コーチングにそのままつながっています。改めて「コーチ...
『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』のなかで、「プロのカウンセラーとは?」に関して、河合隼雄さんは「簡単な言い方をしますと」と前置きし、次のように語ります。 つまり、簡単な言い方をしますと、クライアントがそ...
河合隼雄さんが『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』で語る「中断」を、前回に引き続き紹介してみようと思います。 プロコーチが実践を続けていくなかで経験する「中断」を、どう捉え、どう受けとめていけばよいのか… ...
前回取り上げたのは「中断」でした。カウンセリングのクライアントは、精神的な重い悩みを抱えているのが一般的であり、「セッション継続」が最大のテーマになることも多いのです。ですから河合隼雄さんは「中断」に関して、多くの紙幅を...
コーチングは、クライアントとコーチの間で契約を交わし、合意が形成され、セッションが開始されます。期間は様々ですが、それでも途中で中断せざるを得ない状況も発生します。今回のキーワード解説は、『<心理療法コレクションⅡ>カウ...
前回は、コーチングとは大きく異なるカウンセリングのクライアント像を取り上げました。希死念慮、自殺念慮にあるクライアントです。『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』からの引用です。「相手の言うことを無条件に聴け...
ユング派心理学者の河合さんが、他学派のなかで多くの言葉で解説するのはロジャーズです。ユングは、初期フロイトに傾倒しながら、医者としてのスタンスを崩さないフロイトに対して疑問を持つようになります。つまりフロイトの精神分析は...
CBLコーチング情報局は、「コーチングはリベラルアーツである」と捉え、解説を展開しています。前回、河合隼雄さんが、カウンセラーのことを「音楽の指揮者に似ている点がある」と。メタファーを駆使して解説していることを取り上げま...
河合隼雄さんは『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』の中で、カウンセラーを音楽の指揮者に似ていると指摘します。まさにコーチングのコーチも同様であることが腑に落ちてきますね。 私はカウンセラーというのは音楽の指...
「コーチングの人間観にもっともフィットする臨床心理学者は誰ですか?」と、カウンセリングとコーチング(特にエグゼクティブコーチング)の資格を取得している人に訊いてみたいと常々考えています。さて、その答えは… CBLコーチン...
CBLコーチング情報局の「コーチング大百科」は、そのタイトルの通り、コーチング全般について解説しています。コーチングは、ライフコーチング、ビジネスコーチング、そして経営層を対象とするエグゼクティブコーチングの3つの分野で...
CBLコーチング情報局は、コーチングの本質を「受容と共感」と捉えます。このことを繰り返し語ってきました。さて、「理論としての“受容”の重要性は理解できている。でもクライアントの話を真剣に聞いているのだが、どうしても受容し...
河合隼雄さんは『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』のなかで「動機づけのないクライアント」という一節を設け、コーチングにもつながる考えを提示してくれます。 動機づけがあるのかないのか分からない、拒否的でもない...
コーチングは、クライアントとコーチ双方がコーチングを実施することにつき、合意し契約を結び開始されます。コーチがどのような人物か知らないまま、契約を締結するということは通常あり得ないので、契約するかどうかに当たって、クライ...
CBLコーチング情報局は、人への援助、サポートを行う専門家としてのコーチングを解説しています。もっとも援助に関する専門職は、コーチング以外にも、コンサルタント、弁護士、教師、さらに医師や看護師など、多岐にわたります。さて...