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『<心理療法コレクションⅢ>生と死の接点』の「序説」で、河合さんはフロイト派のエリクソンがユングの考えを取り入れたことを語っています。 フロイト派のエリクソンがユングの考えも取り入れて、人生全体を視野に入れたライフサイク...
『<心理療法コレクションⅢ>生と死の接点』の「序説」で、河合さんはフロイト派のエリクソンがユングの考えを取り入れたことを語っています。 フロイト派のエリクソンがユングの考えも取り入れて、人生全体を視野に入れたライフサイク...
コーチングのキーワード、そして臨床心理学を構成する概念については、数多く取り上げてきました。「自我」というワードも頻出しています。ただし、「意識」「無意識」「気づく」などについては、詳しく解説していますが、「自我」につい...
最相葉月さんの『セラピスト』の中で、「河合隼雄は臨床心理士に向けた講演で次のように語っている」と、河合さんの次の言葉を引用しています。 私が京都大学に居た時、こんなことがありました。大学院生ですから若い独身女性、ところが...
私は、ある特定の行動に対しては、個々人とまともに対決して(confront)いこうとしている。「どうもあなたがそのようにペラペラしゃべるのは嫌です。私には、あなたは同じことを3回も4回も繰り返しているように思われます。伝...
1960年代になるとカール・ロジャーズは、セラピー、カウンセリングの枠にとどまらないテーマへの論及が増えていきます。1964年に発表された「価値に対する現代的アプローチ…成熟した人間における価値づけの過程」(『ロジャーズ...
『ロジャーズ選集~厳選33論文(上・下)』はロジャーズの理論体系を時系列で追っているわけではありません。このアンソロジー(選集)は、選者の独自な視点によって9つの章(部)がたてられ、そのカテゴリーに沿って33の論文(講演...
グリーンリーフはその著書『サーバントリーダーシップ』の中で「言語体系」について触れています。私たちは「言語」という道具を使って、その「言語」を共有するメンバーの間で情報をやりとりしています。ただしその「言語」の体系が、閉...
私たちは、過去の経験や体験に基づいて形成された「私は〇〇な人間である」という自己概念というものをもっています。 このような自己概念には、その人なりの「自尊心」も含まれています。また、自分自身についての好悪を表わしています...
人に関わるには援助行為には、コーチング以外に、カウンセリング、コンサルティングなどが存在します。 コーチングは、フロイトが1900年に提唱した「精神分析」を源流として体系化されてきた心理療法、カウンセリングに大きく影響を...