「リーダーとしての資質は生まれつきのものである」という、古くからの捉え方である「リーダーシップ特性論」は、1940年代に入って「リーダーシップ行動論」が誕生することで否定されています。その後も、理論としてのリーダーシップ研究は進んでいます。
つまり「リーダーとしての資質は経験によって学ぶことができる」ということです。言い換えると「誰でも自己研鑽すれば素晴らしいリーダーになれる!」ということです。
リーダーシップとは、見上げるものでもなければ、探すものでもありません。人びとを未踏の地に導く能力は、すでに自分自身の内側に存在しているのです。
ただし、「周囲を前向きな思いにさせる影響力が自分には備わっている」と、自らを信じることができなければ、そもそもがスタートしません。
「自分の行動には重要な意味がある」「自分の言葉がメンバーを刺激し、自分の一挙手一投足が彼らを動かす」との確信をもつ。
そして「メンバーの中にも同じ力が存在する」と、信じることが重要なのです。
そのために、自分を相対化し、メタの視点を獲得するための自身との対話、内省が鍵を握っています。
素晴らしいリーダーになるための自分との対話と内省(事例)
- 自分の判断や行動となる価値観は何か?
- リーダーとしての自分の長所と短所は何か?
- リーダーとしての自己評価と他者評価は一致しているか?
- もしギャップを感じているとしたら「ジョハリの窓」のどの窓が狭いのか?
- 組織を前進させる能力を向上させるためには何が必要なのか?
- 10年後を見据えて、リーダーとして着手することは何なのか? 優先順位は?
- 組織の中、そして組織を取り巻く世界についてどこまで自分は理解しているのか?
- 直面している難問は何か? それに対しどこまで対応していく備えを持つのか?
- 先が見えない逆風の中で、何が自分に前進する勇気を与えてくれるのか?
- 失望、失敗、障害に自分はどう対処していくのか?
- あきらめないでやれているその原動力とは何か?
- 自分を奮い立たせ、励ますにはどうしたらよいか?
- 自分と他者の中で希望を抱き続けるにはどうしたらよいか?
- 今この瞬間、自分はリーダーとして適任か? 是非を感じる理由は何か?
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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