Assertionの直訳は、「表明」「言明」「主張」ですが、その日本語のままで理解すると、原語に含まれるニュアンが伝わらないこともあり、カタカナでのアサーションで表現されることが定着しています。
そのニュアンスには、コミュニケーションにおいて、相手を尊重し、誠実な、協調的態度で自分の考えを表明する、という意味が込められています。
自分の意見、考え、気持ちを正直に、素直な気持ちで、その場にふさわしい方法で伝え、かつ相手も同じように表現することを待つ態度を伴っている、と理解すればよいでしょう。
したがって、アサーションは、「自分もOK、相手もOK」となります。
ところが「表明する・主張する」について、自分と相手の関係性で整理してみると、この「両者ともOK」以外に、以下の3パターンが存在することが分かります。
「自分はOKであるが、相手はNG」
→ 攻撃的、独善的、支配的な主張をしている
「自分はOKではないが、相手のOKを優先する」
→ 同調的、消極的、服従的な表明で対応している
「自分もNG、相手もNG」
→ あきらめ、悲観、虚無的な言葉を発している
アサーションは、自分の考え、意見を相手が受けとめることが出来るよう、表現の仕方であるテクニックとして、整理されたスキルです。
ここで「言い方次第で相手はこちらの思惑通りとなる」と受けとめてしまうと、アサーションの本質を誤解してしまうことになります。アサーションが機能するその背景には、コーチングの3原則が成立していることが見て取れるのです。
- お互いが対等である関係性の「双方向」
- 一人ひとり異なる価値観を尊重するジャッジメントのない「個別対応」
- その場限りではない継続を前提とした「現在進行形」
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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