テーマ設定とゴールイメージの輪郭化はセッション開始の肝!

コーチングはアイスブレイクの後、いよいよ具体的なセッションがスタートします。
まずテーマを設定します。次いで、そのテーマはどのようなゴールが描かれて、本日のセッションを終えたいかを、クライアントに語ってもらいます。この段階は重要であり、30分~1時間のセッションが有意義なものになるかどうかのカギを握っています。

テーマという言葉は、外来語にもかかわらず日本語のごとく用いていますが、その意味は「主題」です。すなわちクライアントが現時点では獲得できていないが、自分にとっての「重要な何か」と説明できるでしょう。

「何事もテーマありき」と言われるように、クライアントが内面に有する真のテーマに気づき、それを顕在化させることが、まずは求められます。コーチが尋ねたので「とりあえず挙げてみた」では、クライアント自身に「そのテーマに迫ってみよう」という動機が、なかなか生まれないでしょう。多少時間がかかっても、「それが真のテーマである」ことをクライアントが自覚することが重要です。

コーチングは、一定時間をクライアントとコーチが共有する行為です。セッションが終了した時点でクライアントが、「この時間は自分に価値をもたらしてくれた」という認識が生じれば、快く契約通りの金額をコーチに支払うことができます。クライアントが、自らのテーマに迫っている実感が積み重ねられていくことで、価値の認識は得られることになります。

コーチングは世間話、よもやま話ではありません。コーチングは通常、3ヶ月~6ヶ月の間継続します。この期間を通して、クライアントが成長を実感し、その行動が変わり、具体的な成果がクライアントに届けられたとき、コーチングは真に機能したことになります。コーチングの最終的な目的は「テーマである主題の解決」ということになるのです。

さてテーマが決まれば、その先にゴールが存在します。そのテーマが自分にとって「重要な何か」であることが自覚でき、さらにテーマが具体化することで、目指すべきゴールの輪郭も鮮明になってきます。
ゴールは、クライアントが「そうなりたい願望」であり、その姿がリアル感をもったとき、クライアントに「そこに向かっていこう、達成したい!」という内発的動機が生まれるのです。
テーマ設定とゴールイメージは、セッションの開始時点の肝となることがお判りいただけたと思います。


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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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