自己変革を成し遂げるメンバーを増やすにはどうすればいいのか?

タイトルの解答をロバート・キーガンとリサ・ラスコウ・レイヒーの共著である『なぜ人と組織は変われないのか』の終章から引用します。

  1. 人間が思春期以降も成長できるという前提に立つ。人は大人になってからも成長し続けるべきだと考える。
  2. 技術的な学習課題と適応を要する学習課題の違いを理解する。
  3. 誰しもが成長への欲求をいだいていることを認識し、その欲求を育む。
  4. 思考様式を変えるのには時間がかかり、その変化がいつも均一なペースで進むとは限らないことを理解する。
  5. 思考様式が思考と感情の両方を形づくることを理解し、思考様式を変えるためには「頭脳」と「ハート」の両方にはたらきかける必要があると認識する。
  6. 思考様式と行動のいずれか一方を変えるだけでは変革を実現できないと理解する。思考様式の変革が行動の変革を促進し、行動の変革が思考様式の変革を促進するのだと認識する。
  7. 思考様式の変革にはリスクがついて回ると理解し、メンバーがそういう行動に乗り出せるように安全な場を用意する。

キーガンとレイヒーは著書の最後で次のように述べています。

私たちは、ある確信とある目的を持ってこの本を書いた。その確信とは、人間は何歳になっても成長できるというものだ。あなたが何歳であろうとも、あなたの成長の物語は、そしてあなたのまわりの人たちの成長物語は終わらない。

免疫マップ

著書のタイトルが投げかけている「なぜ変われないのか?」の解答は次の通りです。
人は変化するために「改善目標」を立てます。ところがその達成を願っているにもかかわらず、なぜかそれを阻害する行動をとってしまう。この「阻害行動」には「裏の目標」が存在するからです。これが変化をためらわせる動機となって「阻害行動」として表れます。「裏の目標」は、「強力な固定観念」に支えられているため、まさに“強固”です。

この「改善目標」「阻害行動」「裏の目標」「強力な固定観念」を細部にわたって文書化したものが“免疫マップ”です。
確かに「裏の目標」と「強力な固定観念」を解き明かさないかぎり、改善目標の達成はおぼつかないことは自明ですね。
この“免疫マップ”は、実際のコーチングを進める上でも有意義な視点を与えてくれます。


コーチング情報局を運営する株式会社コーチビジネス研究所では、企業を対象としたコーチング研修、ビジネスパーソンを対象としたビジネスコーチング、個人の方を対象としたライフコーチングを提供しております。その他、コーチングを学びたい方のためのコーチングスクールの運営、経営者やビジネスリーダー向けにセミナーを開催しています。興味や関心がございましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください。

This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
Coach Business Laboratory, Inc., which operates the Coaching Information Bureau, provides coaching training for companies, business coaching for business people, and life coaching for individuals. In addition, we operate a coaching school for those who want to learn coaching and hold seminars for executives and business leaders. If you are interested or have any questions, please feel free to contact us for further information and consultation.

認定コーチ紹介サービス
ホームページ制作サービス
Certified Coach Referral Service
Web Site Creation Service