フランクルの「ロゴセラピー」とは?

フランクルは次の言葉を残しています。

人間が幸福を追い求めれば追い求めるほど、ますます彼は幸福を追い払ってしまうのです。このことを理解するには、人間は結局のところ幸福を目標にしているのだという先入観を克服しさえすればいいのです。つまり、人間が実際に欲しているのは幸福であるということの根拠を持つことなのです。そして、人間がいったんその根拠を持てば、おのずから幸福感は生じてくるのです。これに反して、人間が幸福感を直接に目指せば目指すほど。彼は幸福でありうる根拠を見失い、幸福感そのものは崩壊するのです。言い換えれば、幸福とは結果としてついてくるものでなければならず、目指して得ることのできないものだということです。
(『意味への意志』18ページ)

フランクルが創始した「ロゴセラピー(テラピー)」は、フロイトの「精神分析」、アドラーの「個人心理学」と並び、ウィーンで生まれた三大心理療法を構成するとも言われています。
「ロゴ」の意味は、ギリシャ語の「意味」であり、「言葉の意味」を深く探求しながら、「人生の意味」を見出すことに価値を置く心理療法です。

フランクルは、「幸福とは?」をパラドックスとしての文脈で、その「意味」に迫っていきます。「幸福感」は、幸福そのものを目標にすると逃げていくと言います。「幸福は追求され得ない。それは結果として生じるものでなければならない」とも言っています。

メーテルリンクの『幸せの青い鳥』は、「さまざまな空想の世界で青い鳥を探し求めても青い鳥は持ち帰ることができなかった。ところが自分たちの家に戻ったとき、飼っていた鳥が、本当の青い鳥であることに気づいた」、というストーリーです。
「上記のフランクルの言葉は、この青い鳥のことを言っているのです」、と「意味」づけしてしまうと、少々安直かもしれませんね。
「幸福であるという根拠を持つことで幸福感は訪れるのだ」という、このパラグラフに遭遇したとき、メーテルリンクを連想しました。

つまり、「幸福」は追求するものではなく、「そこにあるもの」であり、「意味」づけによって「幸福感」に浸ることができる、ということです。

コーチングを通じてクライアントに「気づき」が訪れた時、そのセッションは大きく前進します。それは「先入観」や「思い込み」に囚われていた自分を知ることです。
フランクルのロゴセラピーを探求すると、そこにコーチングとの親和性を見出すことができる、という「根拠」を、今回のキーワード解説で明らかにしてみました。


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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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