プロコーチとしての自己基盤は、「あるがままの自分」でいること!

禅の世界では「あるがまま」を、「自分の思いや枠をなくしたうえで、見えてくる自然な状態」であると説明しています。

この「あるがまま」を「自分の思い通りにふるまう」と勘違いしている向きもありそうですね。「あるがままは」は「そのものの状態」を指すのであって、自分の価値観や枠というフィルターを通したものではありません。

「自分の思い通り」は、相手からは「わがまま」に映っている可能性が高いのです。「思い通り」の行動は、いわば相手に感情をぶつけているわけで、「自分をコントロールしようとしている」と、相手は受けとめてしまいます。

相手に自分を理解してもらうことは、相手を自分の感情でコントロールすることではなく、自分の中にある様々な価値観や思考の癖があることを自覚したうえで、裏表のない自分を伝えていくことです。裏表のない自分を見せることで、相手はあなたを理解し、あなたの理解者への変わっていくのです。

「私はこうなの!」という自分自身の決めつけを外し、自然体でいられる自分になっているのが「あるがままの自分」です。「あるがままの自分」に近づくためには、自分がどんな感情や考えを持ちやすいのかを知る必要があります。

例えば、同僚から何か嫌なことを言われたとき、あなたの心にはいくつもの思いが浮かんでいるでしょう。あなたの心の中には「不愉快」「理不尽」といった気持ちと同時に、「自分が何かしたのだろうか」という不安な気持ちや、「虫の居所が悪かったのか」と想像する気持ちが起こるかもしれません。そのすべてが、あなたの心の中の「あるがまま」です。

ところが、その感情を「いけないことだ」「不愉快だけど嫌われたくないから我慢しよう」と押さえつける。そうなると、自分に嘘をついたようで苦しく感じたり、場合によっては、自分にこんな思いをさせる相手を許せなくなるという、他責感情にまでつながっていくかもしれません。

自分の中に浮かんだ様々な感情のすべてを自覚し、自分のありのままを受け入れることで、相手の態度に対し自分がどうすればよいのかが見えてきます。自分の中にある良い面も悪い面もすべて受け入れ、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを考えることで、「あるがままの自分」を相手に見せられるようになるのです。

プロコーチとしての自己基盤は「あるがままの自分」になろうとすることで、その実像がつくられるのです。


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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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