「質問」のスキル ~ 視点の主体を変える質問

コーチングセッションは、クライアントとコーチという2人の主体が対話を重ねていきます。ただし、この「主体」を3方向の視点に自在に変化させることで、クライアントの気づきを得ることが出来るようになります。

「コーチには何が見えるのか?」という視点

コーチは、セッションでの対話を通して、フィードバックを要所で行います。この視点は、コーチ自身が、感じたこと、聴こえたことを言葉にすることであり、コーチの視点からの質問ということになります。
(質問例)
「私は〇〇〇というあなたの言葉を聴いて、□□□と、感じています」

「クライアントには何が見えるのか?」という視点

続いての視点はクライアントです。コーチングセッションは、クライアントが思っていること、感じていること、そして見えていることをコーチに話すことで、進行していきます。その話の中でクライアントが他者のことに不満を抱いていたり、あるいは称賛する言葉を口にしているケースで、クライアントがその他者になり替わって、つまり主体が変わったクライアントが、自分のことはどう見えているのか、どう感じているのかを、質問によって気づいてもらいます。
(質問例)
「あなたが嫌いだと感じているその人はあなただとしましょう。その人はあなたをどのように見ているのでしょうか?」

「第三者には何が見えているのか?」という視点

コーチの視点、クライアントの視点ではない、さらに別の主体からの視点をとり込んだ質問
です。
(質問例)
「あなたの親友なら、あなたにどのようなアドバイスをすると思いますか?」
「あなたが社長と良好な関係を保てないことで、一番迷惑を被るのは誰ですか?」
「あなたがその行動を選択することで、会社にはどのような影響がありますか?」

以上のような「視点の主体を変える質問」によって、コーチングセッションはクライアントに気づきが生まれる流れになっていきます。


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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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