交流分析で捉える<3つの自我状態>とは?
私たちは、どのように自分の相手、そして周囲の人たちを理解したらよいのでしょうか?ここに一人のお母さんがいると想像してください。このお母さんは、ある時どきでまったく違った態度が表れます。 例えば、 それぞれの状態では、全く...
私たちは、どのように自分の相手、そして周囲の人たちを理解したらよいのでしょうか?ここに一人のお母さんがいると想像してください。このお母さんは、ある時どきでまったく違った態度が表れます。 例えば、 それぞれの状態では、全く...
ストロークは、その刺激が肉体的なものか、心理的なものかによって、肉体的ストロークと心理的ストロークの二つに分けられます。また、そのストロークの内容が、受ける側にとって肯定的な意味を持っているか、否定的な意味を持っているか...
交流分析はTA(Transactional Analysis)の日本語訳で、カナダ出身の精神科医であるエリック・バーンによって1950年の半ばころに創始され、その後さまざまな人によって改良が加えられ現在に至っています。日...
「自意識過剰」と言われたことはありませんか?自意識は、“主観的に”自己に対して内省的に働きかける意識のことです。簡潔に言うと、「自分がこんな失敗をしたら、他人から笑われるのではないか」といった意識です。“過剰”という言葉...
人は、他の動物と異なり「多面性」をもっています。高度に発達した脳によって、環境によって使い分けをしている、ということです。健全な社会性を持ち、自分を相対化できる人であれば、その使い分けも自然な態度として、周りは受けとめて...
禅の世界では「あるがまま」を、「自分の思いや枠をなくしたうえで、見えてくる自然な状態」であると説明しています。 この「あるがまま」を「自分の思い通りにふるまう」と勘違いしている向きもありそうですね。「あるがままは」は「そ...
次々と目標達成を実現して、よりよい人生を過ごす人もいれば、目標達成が叶っていても満足できず、充実感を得られない人もいます。そもそも目標達成に向かおうとしない人もいます。その違いはどこからくるのでしょうか?その鍵は、自己基...
コーチングはティーチングとは異なります。つまり「教え教えられる」という関係性ではありません。ただし、クライアントの要望を受けて、提案や情報提供をすることはあります。クライアントに役立つ提案や情報提供は、出し惜しみせず提供...
クライアントは、コーチングに対する期待のほか、セッションの運営の仕方についても、様々な要望を持っています。一人ひとりの性格、そしてクライアントが課題だと感じているテーマに関する知識の度合い、成熟度によって、コーチがどのよ...
いまのままで十分満足だ、との思いを抱いている人に「コーチングをやってみませんか?」と尋ねてもピンとこないかもしれません。コーチングは基本的に、現状に満足することなく、「何らかの目的を達成したい」という思いを抱いている人に...
「情けは人のためならず」という言葉を、「情けをかけることはその人のためにならない」と解釈し、「クールに接する方がよいのだ…」と捉えている人が見受けられます。 本当の意味は、「人に対して自然な情を感じて行動したことが、回り...
「戦略」は、文字が示しているように元は軍事用語です。今日では広く、政治活動、社会活動、そして経営全般に用いられるようになりました。その意味は、最重要な課題に対して、高い次元で方向性を定めていくことです。したがってコーチン...
「帰納法」とは、さまざまの事例のなかで共通する内容を探し出し、起こっている現象の要因を導き出していくことです。 例えば、「私はA社を6カ月で辞めた。B社も3ヵ月で辞めた。C社も1年で辞めた。したがってZ社も1年以内に辞め...
日常会話とコーチングのコーチの言葉を聴き比べると、そこには明確な違いが見出せます。プロのコーチは「まわりくどい言葉」を使っていないのです。コーチングが機能する前提は、コーチの言葉がクライアントにちゃんと伝わっていることで...
私たちの脳は「一般化したがる」「自分の都合の良いように解釈する」、などの特徴があると言われます。それがバイアスであり、思考に偏りが生じている状況です。自分に都合のいい情報ばかりを集め、そのことを判断根拠してしまう確証バイ...