現在は明日からみれば過去に他ならない!
『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の第20章でエリスは、「主な論理的思考法」を整理しています。その一つに次のような記述があります。 決定的に重要性を持つのは自分の過去であり、かつて何らかのできごとに影響を受けたことが...
『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の第20章でエリスは、「主な論理的思考法」を整理しています。その一つに次のような記述があります。 決定的に重要性を持つのは自分の過去であり、かつて何らかのできごとに影響を受けたことが...
エリスは、『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の最終の2章…「非論理的な世の中を生きるには」と「論理療法」で、著作の総まとめを行なっています。今回のキーワード解説は286ページ~を取り上げます。 すでに本書を通じて明ら...
『論理療法―自己説得のサイコセラピー』の中につぎのような一節があります。 「…… 論理療法は、おそらくあなたの言われるとおり、表面的で調子よく聞こえる点があるのでしょう。私はただあなた方のような専門家たちに、論理療法が実...
『論理療法―自己説得のサイコセラピー A.エリス/R.A.ハーパー』の「再販への序」の中につぎのような一節があります。 人間のビリーフ、態度、意見、哲学は結局(それだけというわけではないが)、内面化された文章記述、換言す...
『現代に生きるアドラー心理学』の一節です。 典型的な自己理想の特徴を表す文脈は次のようです。「場所を確保するために、私は……すべきだ(またはすべきでない)」、「~の一員であるためには/意義あるためには/人から評価してもら...
『ゲシュタルト療法―その理論と実際』の中に次のような一節があります。 今回、私はゲシュタルト療法の、いわゆる究極の目標ともいえるところから始めたい。つまり、「ゲシュタルトの祈り」をやりたいと思うのである。先ず、皆さんに私...
そもそもコーチングが成り立つ、コーチングの目的が達成されるために、最も大切な「コト」は何なのか? 言い換えれば、その「コト」が満たされないコーチングは、「成立しない」、「目的が達成されない」ということになります。それは…...
ゲシュタルト療法は、「父性原理」のアドラー的な世界と、グループそのものが有する有機体の力に着目したロジャーズの「エンカウンター・グループ」の双方を巧みに取り込んだセッションであることが伝わってきます。 「ホット・シート」...
『ゲシュタルト療法―その理論と実際』の中に次のような一節があります。 ゲシュタルト療法のワークをするために、私には六つの小道具が必要なのである。それらは、私のセラピストとしての技量、ホット・シートと呼ばれる椅子、そしてエ...
『ゲシュタルト療法―その理論と実際/フレデリック・S. パールズ』の中に次のような一節があります。 人間が自らの欲求を充足させるためには、すなわちゲシュタルトを完結させ、次の関心事へと進むためには、今、自らが何を欲してい...
『現代に生きるアドラー心理学』の一節です。 全体は各部分の総和とは異なります。例えば同じ長さの三本の平行線を想像してみてください。この配置では、一つの形しか「見る」ことができませんが、この三本で三辺の等しい正三角形やN、...
フランクルは次のような言葉を残しています。 自己実現は目標として設定されるものではなく、私が人間的実存の「自己超越」と呼ぶところのものの副次的結果として生じるものなのです。(中略)自己実現の代表的主張者であるアブラハム・...
フランクルは次のような言葉を残しています。 人間は舞台の上の役者と同じように、人生の中に立っているのだとしましょう。もしこの比喩が正しいとすれば、ここからわれわれは次のことに気づきます。つまり、役者は照明に目をくらまされ...
フランクルは次の言葉を残しています。 人間が幸福を追い求めれば追い求めるほど、ますます彼は幸福を追い払ってしまうのです。このことを理解するには、人間は結局のところ幸福を目標にしているのだという先入観を克服しさえすればいい...
フランクルは次の言葉を残しています。 アルバート・アインシュタインはかつてこう言いました。「自分自身の人生を無意味に思う人は、不幸であるばかりか、生き抜く力も湧いてこない」。実際、人間は何かあるものに向かって生きる場合に...