アドラーは楽観主義!

『現代に生きるアドラー心理学』の一節です。 個人心理学の最後の前提は、楽観主義です。フロイトの体系は基本的に悲観主義で、人間性についての前提では、「人は葛藤の中に存在し、自分の内だけでなく他者との間でも葛藤を生じている」...

アドラー心理学への批判

今回のキーワード解説は趣を変えてみることにします。「アドラー心理学への批判」です。以前のキーワード解説である「人を理解するとは?」で、『現代に生きるアドラー心理学』のなかの次の記述を引用しました。 一般に科学は、テクノロ...

「人を理解する」とは?

「眼はすべてを見ることができるが、眼自体を見ることはできない」という言葉は言い得て妙です。生理学者の言葉のようですが、「人はなかなか自分を客観視できない」という箴言ですね。カントと西田幾多郎の言葉を紹介します。 理性はす...