コーチングのプリンシプルとして「コーチングの3原則」の重要性を、これまでさまざまなキーワードのなかで、語ってきました。日本語の「原則」については、日常の会話でも使われることが多いと思います。加えて、「原理原則」と四文字熟語として用いることも多いでしょう。今回は「原理原則」の意味を改めて考えてみることにします。
まずは広辞苑の定義です。
原理
ものの拠って立つ根本法則。認識、または行為の根本法則。
他のものがそれに依存する本源的なもの。世界の根源、ある領域の事物の根本要素。
原則
他の諸命題が導き出される根本命題。
人間の活動の根本的な規則。基本的なきまり。原理とほぼ同義に用いられるが、原理はむしろ存在の根拠を意味する。
じっくり読み込むうちに「本質」という言葉も脳裏に浮かんできました。同じく広辞苑の定義です。
本質
あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質。
変化常ない現象的存在に対し、その背後または内奥に潜む恒常的なもの。
いかがでしょうか。哲学の世界に思考が巡り始めます。
VUCAの時代であることが共有されている今日の世界であるからこそ、「変わるけれど決して変わらないもの」を見究め、受けとめることの大切さが伝わってきます。
それは『易経』によって実感、体感することができます。3つの言葉を紹介します。
変易
春夏秋冬は時々刻々と変化していくが、春が突然に夏になるわけではない。春は穏やかに窮まって夏になり、夏は穏やかに窮まって秋になり、秋は穏やかに窮まって冬になる。すべての物事は春夏秋冬と同じで、時々刻々と変化している。
不易
必ず冬の次には新しい春がやってくる。そして新しい夏、新しい秋、新しい冬と変化していく。この変化の法則は変わりない。
易簡
もしこの原理原則を⼈⽣や経営に応⽤したら、とても易しく簡単である。
最後の「易簡」が、今回取り上げたキーワードの「原理原則」の「本質」を活写してくれたようです。
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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