「恋愛」の強さは抗しがたく制御できない…?
河合隼雄さんの『大人の友情』の9話目から、12の大きなカテゴリーで構成された3番目のテーマ「男女間に友情は成立するか」に移行し、4つのエッセイが配されています。小説に限らず、男女の関係(親密な)を描く場合、「恋愛」がどう...
河合隼雄さんの『大人の友情』の9話目から、12の大きなカテゴリーで構成された3番目のテーマ「男女間に友情は成立するか」に移行し、4つのエッセイが配されています。小説に限らず、男女の関係(親密な)を描く場合、「恋愛」がどう...
河合隼雄さんの『大人の友情』の8話目は、「やさしさ」です。筆者は「やさしさ」と聞くと、米国の小説家であるレイモンド・チャンドラーが生み出したフィリップ・マーロウ(私立探偵)の言葉である、「タフでなければ生きていけない。や...
河合隼雄さんの『大人の友情』の7話目は、「友人間の距離」です。このエッセイは、河合さんの思いが強く出ている印象です。他の「話」と比べてページ数も多く、1992年刊の『こころの処方箋』で登場した「青山二郎」のことが、より詳...
河合隼雄さんの『大人の友情』の6話目は、「認めてくれる」です。CBLコーチング情報局は。コーチングを語ることですから、このタイトルから「承認」という言葉をすぐにイメージしました。河合さんは臨床心理学者であり、カウンセラー...
河合隼雄さんの『大人の友情』の5話目から、12の大きなカテゴリーで構成された2番目の「友情を支えるもの」に移行します。その5話目のタイトルは「賢い人には友がいない」です。その話題に入る前に、河合さんは次のような「前フリ」...
河合隼雄さんの『大人の友情』の4話目は「これからはボクが友人に」です。この最晩年のエッセイ(70代半ば)は、河合さんが昔を振り返り、その時、高まった感性が、今訪れているかのような語りで、人生の来し方が綴られています。前回...