「中断」によって契約が解かれる…それが「継続」となったケースとは?
コーチングは、クライアントとコーチの間で契約を交わし、合意が形成され、セッションが開始されます。期間は様々ですが、それでも途中で中断せざるを得ない状況も発生します。今回のキーワード解説は、『<心理療法コレクションⅡ>カウ...
コーチングは、クライアントとコーチの間で契約を交わし、合意が形成され、セッションが開始されます。期間は様々ですが、それでも途中で中断せざるを得ない状況も発生します。今回のキーワード解説は、『<心理療法コレクションⅡ>カウ...
前回は、コーチングとは大きく異なるカウンセリングのクライアント像を取り上げました。希死念慮、自殺念慮にあるクライアントです。『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』からの引用です。「相手の言うことを無条件に聴け...
ユング派心理学者の河合さんが、他学派のなかで多くの言葉で解説するのはロジャーズです。ユングは、初期フロイトに傾倒しながら、医者としてのスタンスを崩さないフロイトに対して疑問を持つようになります。つまりフロイトの精神分析は...
CBLコーチング情報局は、「コーチングはリベラルアーツである」と捉え、解説を展開しています。前回、河合隼雄さんが、カウンセラーのことを「音楽の指揮者に似ている点がある」と。メタファーを駆使して解説していることを取り上げま...
河合隼雄さんは『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』の中で、カウンセラーを音楽の指揮者に似ていると指摘します。まさにコーチングのコーチも同様であることが腑に落ちてきますね。 私はカウンセラーというのは音楽の指...
「コーチングの人間観にもっともフィットする臨床心理学者は誰ですか?」と、カウンセリングとコーチング(特にエグゼクティブコーチング)の資格を取得している人に訊いてみたいと常々考えています。さて、その答えは… CBLコーチン...
CBLコーチング情報局の「コーチング大百科」は、そのタイトルの通り、コーチング全般について解説しています。コーチングは、ライフコーチング、ビジネスコーチング、そして経営層を対象とするエグゼクティブコーチングの3つの分野で...
CBLコーチング情報局は、コーチングの本質を「受容と共感」と捉えます。このことを繰り返し語ってきました。さて、「理論としての“受容”の重要性は理解できている。でもクライアントの話を真剣に聞いているのだが、どうしても受容し...
河合隼雄さんは『<心理療法コレクションⅡ>カウンセリングの実際』のなかで「動機づけのないクライアント」という一節を設け、コーチングにもつながる考えを提示してくれます。 動機づけがあるのかないのか分からない、拒否的でもない...
コーチングは、クライアントとコーチ双方がコーチングを実施することにつき、合意し契約を結び開始されます。コーチがどのような人物か知らないまま、契約を締結するということは通常あり得ないので、契約するかどうかに当たって、クライ...
CBLコーチング情報局は、人への援助、サポートを行う専門家としてのコーチングを解説しています。もっとも援助に関する専門職は、コーチング以外にも、コンサルタント、弁護士、教師、さらに医師や看護師など、多岐にわたります。さて...
『<心理療法コレクションⅣ>心理療法序説』で、河合さんは「臨床教育学の必要性」という見出しを設けて、臨床心理学のアプローチを教育の現場に適用していくことの意義を語ります。「心理療法と教育は、歴史的に見ると、相当異なるもの...
河合隼雄さんは京都大学卒業後、3年間ほど高校の数学教師を経て心理療法家の道に進んだこともあり、折に触れ「この経験が教育現場のことを考える上で役立っていると」と語ります。今回の解説は『<心理療法コレクションⅣ>心理療法序説...
カウンセラーである河合隼雄さんは、『<心理療法コレクションⅣ>心理療法序説』の中で、「カウンセリングかぶれ」について触れ、「教育」の場で起こりがちな事例を語ります。 教師がいわゆるカウンセリングかぶれになると、教育の場に...
『<心理療法コレクションⅣ>心理療法序説』の87ページから、河合さんは次のように記述を進めていきます。 大人は一般に「指導」するのが好きである。「指導」によって人間が簡単によくなるのなら、自分自身を指導することからはじめ...