コーチングフローの「基本10ステップ」の4番目は「ありたい姿(目標)を質問し聴く」です。
行動するためのエネルギーとなるのは「目標」です。達成したい「目標」があるから、そこに向けて頑張ることができます。したがって、適切な目標を設定できるかどうかが実行へのカギを握っています。適切な目標設定を行うことができれば、行動すべきことが明確になります。具体的には次のようにして、目標設定していきます。
1.「どうありたいのか、どうなったらよいのか」をイメージしてリストアップする
できる限り具体的に、「何を、いつまでに、どれだけ」などの定量的基準で表すことがポイントです。次のSMARTの5要素を含めると、明確な目標を設定することができます。
- Specific(具体的な、特定された):具体的にイメージできる
- Measurable(測定可能な):達成度合いを判断するのが容易である
- Achievable(達成可能な):現実的に達成できる
- Related(関連性のある):真の欲求や願望の実現につながる
- Time-bound(期限がある): いつまでに達成するかが決まっている
2.リストアップした項目に優先順位をつける
「重要度と緊急度」、または「選択と集中」の観点から、項目に優先順位をつけます。このことはとても重要であり、コーチングだけでなく、意思決定、判断はすべてこの「優先順位」がつけられていることで、目標の達成が現実味を帯びてくるのです。
人はそれぞれ固有の能力をもち、得手不得手もあります。また課題をさばいていく能力にも違いがあります。コーチングを通してクライアントは、自らの能力を見極め、優先順位づけを的確に行うことで、第一歩、そして続くステップに進んでいくことが可能になるのです。
3.目標を達成した時の状態をイメージ化する
五感を使って、目標を達成した時の状態を具体的かつ明確にイメージしていきます。
イメージが明確になると、ゴールの達成へ向けた行動に対するモチベーションが高まります。またコーチとイメージを共有することで、コーチングを効果的に進めることができるようになります。
セッションにおいてクライアントの想いとズレがあると感じた時は、目標が適切に設定されているかどうか、確認することも必要です。
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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