コーチが傍らにいることで「成功の5つの要素」のパフォーマンスは向上する!

前回のキーワード解説は、『<心理療法コレクシⅣ>心理療法序説』の中にある、深層心理学の本質を「私の心理学」と捉える河合さんの言葉を紹介しています。そこからコーチングに敷衍させてみました。

この言葉には深い意味が込められているのですが、「私の……」というワードだけを切り取ると、その傍らにいるコーチの存在が希薄化されてしまいそうなので、次の河合さんの言葉を紹介します。「そうではない」河合さんの真意を伝わってきますね。

深層心理学は「私の心理学」である。私が私を対象として研究するのだが、そのときにその傍らに他者が存在する方がはるかに効果的であり、その他者は「客観的観察者」ではなく、あくまでもその道を共にし、共感しつつ、自らも自分の心の深層に開かれた態度で接してゆくと、効果的であることが明らかになった。これは確かに近代科学の方法論と異なっている。しかし、だからといってこれを「科学」ではないというのは早計ではなかろうか。(70ページ)

いかがでしょうか?コーチングはクライアントの傍らにコーチがいます。「その道を共にし、共感しつつ、自らも心の深層に開かれた態度で接していくと、効果的であることが明らかになった」。というパラグラフが、コーチングの意義を直球として語ってくれています。

自己洞察力に優れ、自分を客観視でき、自ら変わることができる人は存在します。ただ、そのような人であればあるほど、傍らに伴走者としてのコーチが存在することで、その人の持ち前の能力は「効果的に発揮される」のです。

コーチングが機能するための方程式と要素は次の通りです。
成功の方程式 = 目標 × 物の見方・考え方 × 行動
成功の5つの要素 = 客観性・楽観性・集中力・明確性・決断力

成功であるゴールに向かっていくためには、5つの要素が鍵を握っています。この要素一つひとつのパフォーマンスを、自分一人だけで向上させようとした場合を想像してみてください。難易度の高さが理解できますよね。
「コーチングのもつ明確な効果」を、あえて今風な言い方をすると「タイパ」です。コーチャブルであるクライアントだからこそ、傍らにコーチがいて、伴走してくれると、そのパフォーマンスが相乗効果として発揮されるのです。ゴール達成まで3年かかるかもしれないテーマが、1年で達成できるかもしれませんね。


コーチング情報局を運営する株式会社コーチビジネス研究所では、企業を対象としたコーチング研修、ビジネスパーソンを対象としたビジネスコーチング、個人の方を対象としたライフコーチングを提供しております。その他、コーチングを学びたい方のためのコーチングスクールの運営、経営者やビジネスリーダー向けにセミナーを開催しています。興味や関心がございましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください。

This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
Coach Business Laboratory, Inc., which operates the Coaching Information Bureau, provides coaching training for companies, business coaching for business people, and life coaching for individuals. In addition, we operate a coaching school for those who want to learn coaching and hold seminars for executives and business leaders. If you are interested or have any questions, please feel free to contact us for further information and consultation.

認定コーチ紹介サービス
ホームページ制作サービス
Certified Coach Referral Service
Web Site Creation Service