「しんがり戦」は、すべてを棄てて逃げ抜くことで最大の成功に至る!?
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の33番目のタイトルは、「逃げるときは物惜しみしない」です。 前半で河合さんは、「孫子の兵法」ならぬ「河合の兵法」といった趣で、「殿(しんがり)戦」を解説します。 昔読んだ...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の33番目のタイトルは、「逃げるときは物惜しみしない」です。 前半で河合さんは、「孫子の兵法」ならぬ「河合の兵法」といった趣で、「殿(しんがり)戦」を解説します。 昔読んだ...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の32番目のタイトルは、「うそは常備薬、真実は劇薬」です。 河合さんは、数多くの「至言」を残されていますが、この「言葉」は特に有名です。チャットGPTに「うそは常備薬、真実...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の31番目のタイトルは、「ソウル・メーキングもやってみませんか」です。 今回は、「この原稿を書いているのがお盆だから。というわけでもないが、今回はたましい(ソウル)のことを...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の30番目のタイトルは、「同じ“運命”でも演奏次第で値段が違う」です。河合さんは冒頭で、「ベートーベンの運命交響曲を、ベルリンフィルが演奏するのと、日本のオーケストラ、ある...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の28番目のタイトルは、「文句を言っているうちが華である」です。 みなさんはこのタイトルで何を連想するでしょうか。よく夫婦関係で、「喧嘩しているうちが華である」といわれます...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の27番目のタイトルは、「灯を消す方がよく見えることがある」です。 河合さんは冒頭で、「少年倶楽部」あたりで読んだのだと思うが… と子供の頃に読んだ話がずっと心の中の残って...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の26番目のタイトルは、「耐えるだけが精神力ではない」です。スポーツは、その人の身体能力が問われます。河合さんは冒頭で、一つの疑問を投げかけます。 体力という言い方が嫌いな...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の25番目のタイトルは、「善は微に入り細にわたって行わねばならない」です。 河合さんは、このエッセイの前半で、老人ホームにやってくるボランティアの人の例を挙げます。このボラ...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の24番目のタイトルは、「健康病が心身をむしばむ」です。 この本は、55のエッセイで構成されています。その一つひとつは、すべて4ページ内(1行36文字×16行×4ページ)に...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の23番目のタイトルは、「心の新鉱脈を掘り当てよう」です。 人間には、身体的なエネルギーだけでなく、心のエネルギーというものがある、と考えると、ものごとがよく了解できるよう...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の22番目のタイトルは、「自立は依存によって裏づけられている」です。 「自立」の反対の言葉は「依存」であることは言を俟たないところです。そして、「自立と依存のどちらが好まし...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の21番目のタイトルは、「ものごとは努力によって解決しない」です。 このエッセイは、次の言葉からはじまります。 相談に来られる人たちで、自分の努力が報われないことを嘆く人や...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の20番目のタイトルは、「人間理解は命がけの仕事である」です。 一つ前の19回目のタイトルは、「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」でした。河合さんには珍しい「熱い...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の19番目のタイトルは、「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」です。 臨床心理学者である合さんが、心理学に関する本を著す場合、ユングをはじめとする、さまざまな心理学...
河合隼雄さんのエッセイ集である『こころの処方箋』の18番目のタイトルは、「説教の効果はその長さと反比例する」です。 「説教」という2文字から、私たちはさまざまなことをイメージするでしょう。その一つに「説教って、なぜかわか...