エンパワーメントが組織内に浸透し、組織そのものも自律した動きとなっている状態を観察すると、そこには3つのポイントがしっかり組み込まれています。
(『社員の力で最高のチームをつくる』より)
1.全社員が“正確な情報“を共有している!
トップが必要としている正しい意思決定を行うために必要な“正確な情報“を、階層を超えて、すべての社員にシェアされていることが重要です。
- 好ましくない情報を社員に知らせたくない。
- 「すべての情報など知らなくても構わない」と思っている社員は多い…
などの考えが少しでも頭をかすめるようであれば、そのトップは社内にエンパワーメントを浸透させることは不可能です。信頼感の醸成は情報の共有から始まります。
2.健全な境界線が存在し、自律的な働き方が促されている!
この「境界線」とは、自分たちで決めることができて、それに従っても構わない! という「自律を促す境界線」のことです。
これ以上やってはいけない、という「禁止をイメージさせる境界線」とは、真逆の発想です。その「社員のエネルギーを方向づけ、勢いを与える境界線」には次の6つの視点が見出せます。
- 目的 … われわれの事業は何か?
- 価値観 … 事業を進める際の指針は何か?
- イメージ … どんな将来像を思い描くのか?
- 目標 … 何を、いつ、どこで、どう、達成するのか?
- 役割 … だれが何をするのか?
- 組織の構造とシステム … 仕事をどう位置付け、どう支えるのか?
3.セルフマネジメント・チームが育成されている!
業務プロセス全体あるいは製品やサービス全体について、責任をもつ社員によって構成され、仕事の最初から最後までを、このチームが計画し、実施し、管理している。
従来はマネージャーがやっていたことを常にチームが行う。
社内の情報を集め、分析し、何をすべきかを決め、決めたことを伝える、という仕事がチームに委ねられている。
このようなチームが広がっていくことでエンパワーメントが実体を帯びていくのです。
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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