コーチングフローの「基本10ステップ」の6番目は「目標と現状のGAP(ギャップ)を埋める!」です。
クライアントの「なりたい自分」とはゴールであり目標ということになります。ところが現状は、その状態に至っていないので、目標と現在地にはギャップが生じていることになります。この段階は「それを埋めること」、すなわちゴール・目標に至る選択肢に実感が持てるよう、イメージを広げていくことです。
目標の達成には「行動」が伴います。その際、どのような行動を、どのような順番でしていくかを明確にすることが必要です。具体的には、コーチはクライアントに、次のような方法で、行動に向けての選択肢をできるだけ広げられるよう、関わることになります。
ゴールを達成するためには、どのような行動をとればよいのかを質問する
(例)「出来るかどうかについては、とりあえず考えないで、ゴールを達成するためには、
何をやっていけばよいと思いますか?」
選択肢をできるだけ多く引き出すための質問をする
(例)「他にはどうですか?」という質問を繰り返してみる。
異なる視点で発想してみることを促す
(例)「時間、お金、人、スキルなど、何の制約もないとしたら何をしたいですか?」
できない理由や原因ではなく何があればできると思うかを質問する
(例)「できない原因をお話になりましたが、逆に何があればできると思いますか?」
引き出された選択肢について、重要度と緊急度の観点から優先順位を考える
(例)「この中で、最も重要かつ優先度の高いものはどれですか?」「選択肢が複数出てきましたが、優先順位をつけるとどうなりますか?」
このようにして、「いつまでに」「何をやるか」を明確にしていきます。
但し、問題を解決することや目標達成にばかり意識がいって、クライアント自身に焦点が当たらず、クライアントの「学び」や「成長」の機会が損なわれることがないよう注意しましょう。コーチングの真の成果は、「学び」や「成長」にあります。
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This article was written in Japanese and converted into English using a translation tool. We hope you will forgive us for any inadequacies.
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