関東には関東なりの頭の悪さがあって…吉本隆明さん!?
(河合)そうそう。関西の人がよく「アホか」と言うでしょう。教授同士で「アホか」「アホか」って言っているのは、アホばっかり教授になってオモロイことやってるからなんです(笑)。東京はたいへん賢い人ばかり教授になっていますから...
(河合)そうそう。関西の人がよく「アホか」と言うでしょう。教授同士で「アホか」「アホか」って言っているのは、アホばっかり教授になってオモロイことやってるからなんです(笑)。東京はたいへん賢い人ばかり教授になっていますから...
近代哲学者たちが言う野蛮、未開とは、ほんとうはそれ以前の大「段階」の終焉であり、同時に現「段階」の初期であると考えるべきで、現在の大「段階」の終焉の後には現在確定し難い次の「段階」に移行する。そう見なすべきではなかろうか...
それは、未開の宗教、医術、知識、経験などを継承し、それに通暁しているか、それらの技術を保存している固有社会の導師に弟子入りしてその技法を体得し、その核心を現代的に解明することだ。たぶん中沢新一の『チベットのモーツァルト』...
学生の頃、哲学の本とか人類学の本なんかに関心を持って、構造主義を勉強し始めたら、これはまったく仏教とつながるのではないかって僕は思ったんです。レヴィ・ストロースの本を読んだ時。わあっ、この人、仏教徒だと思ったし、それから...
ところがその後、思いもよらなかった事態に見舞われた。昨日のニュースを見て、“心配した”読者の方々が、続々と宿に訪れてきたのだ。宿の若旦那は、その都度うちの部屋に、ロビーに通しても良い人なのか、確認を取ってくるが、私など会...
8月がやってくる。イメージすることは、人それぞれ違うだろう。近年の異常な酷暑、宿題にうなされた夏休み、終戦の8月。しかし、私にとっての8月は、1996年の8月だ。ご存じ父が、西伊豆の海で溺れた夏だ。 前回まで、吉本隆明さ...
(編集者)お母さんが怖い怖いっていうのは、お母さんがすごく鬼気迫る感じの雰囲気になるのが怖かったんですか。(吉本)鬼気迫る感じじゃなくて、とにかく怖いんだよね。(ハルノ)とにかく圧がすごいみたいな。(吉本)あの力を発電と...
(編集者)お父さんとお母さんの関係は?(吉本)母はベーシックに具合が悪くて、そして機嫌も悪かったし、お父さんは糖尿だしで、いつも揉めてましたね。「何か食べたんじゃないの……? あ、コロッケ1個食べたでしょう!」って、下の...
前回の最後で、ばななさんが「あと、私『アフリカ的段階について』って本は相当好きで、何回か繰り返し読みました」、とコメントしていることを紹介しています。晩年の吉本隆明さんは、この「アフリカ的段階」をモチーフにして、さまざま...
(編集者)お二人が最初に吉本さんの本で読まれたものはなんですか?(吉本)なんだろう?(ハルノ)何だろうね。(編集者)どういうきっかけで読まれたとか?(吉本)本当になんだろう?(ハルノ)最初は……私は真秀(まほ)ちゃん(妹...
(ハルノ)しょぼくれたままだったりしたらどうしようと思ってた。結構な人生を送ってらっしゃってよかった。(吉本)お子さんたちに恵まれ。(ハルノ)地味だけど堅実に。(吉本)きっと私たちのお母さんとAさん、暗いご夫婦だったんで...
今回より、四半世紀前に出版された『なるほどの対話』に替わって、吉本隆明さんの長女で漫画家であるハルノ宵子さん執筆の『隆明だもの』(2023年12月発刊)を取り上げることを予告しています。その理由は、『なるほどの対話』での...
『なるほどの対話』は3章構成です。第1章(9~132ページ)は15の見出し、第3章(153~298ページ)は14の見出しが挟まれています。ところが第2章(133~152ページ)は… 対談ではなく「往復書簡」なのですね。ば...
(吉本)小学校でも中学校でも、世間話ができなかったんです。よくあるような話が。「いい天気ですね」とか、「お天気って好きですか」とか。できないから、たとえも出せやしない(笑)。(河合)本当やね(笑)。(吉本)「お茶とコーヒ...
前回、ハルノ宵子さんの『隆明だもの』を少しだけ取り上げました。「折に触れて紹介します」と、コメントしています。ただ…『なるほどの対話』を書き進めていく前に、同書をしっかり紹介することに意義を感じたこともあり、生成AI(C...